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個展より〜④『迷宮卵をもつ蝸牛』

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『迷宮卵をもつ蝸牛』 (クリックで拡大) カタツムリは雌雄同体だそうです。 このカタツムリは、右下部分に迷路でできた卵を内包しています。 あとはビルや滝や吊り橋もあり、花火が上がったりしているので とても大きなカタツムリなのかもしれません。

個展より〜③『蝸牛と蛙』

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『蝸牛と蛙』 (クリックで拡大) 顔に迷路のあるカタツムリ(漢字で蝸牛)。 蛙を狙って涎をたらしているのであるが、どちらも呑気な風情。 カタツムリの殻が髑髏めいて見えるのは、生と死の滑稽な暗示か。

個展より〜②『ケンタウル』

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『ケンタウル』 (クリックで拡大) ケンタウロスに形が似ているというだけ、タイトルは後付け。 新しい線をみつける、その瞬間に絵を描く喜びがある。 左下部分がそう。「出てきた!」と思ったとたん、手が止まってしまった。 その思いが、あの余白に密々と充満している。 「蝸牛シリーズ」へと続いていく、発端となった絵。

個展より〜①『下北沢喧噪図』

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今回から少しずつ作品を、ネットの海に浮かべてみます (煤田さんとも約束しておりましたので) 。 実体験する鑑賞には遠くおよばないと思われますが、このような形でも皆様の心の奥に 引っかかる不思議な何かを残せますようにと願って。 『下北沢喧噪図』 (クリックで拡大します) 下北沢の南口商店街という、最も人通りの多い場所で路上絵描きをした作品。 電車、駅、道路、階段、ビルなど、街が分身となって絵の中に入りこんでいます。 だから何だというわけではなく、通行人の脚を止められるか素通りされるか‥‥ そういう一期一会のチャンチャンバラバラなのです路上絵描きの意味とは。 街の絵はそれが描かれた街へ。近々、下北沢のお店で展示していただく予定です。